当施設では、認知症予防に最も期待されている「コグニサイズ」を取り入れています。
コグニサイズとは、コグニション（認知）とエクササイズ（運動）を組み合わせた造語で
有酸素運動と知的活動を同時に行うトレーニングです。
日本では現在、65歳以上の高齢者における認知症の頻度（有病率）は約15％、実際の高齢者人口に当てはめてみると
およそ460万人と言われています。
さらに認知症の前の段階である「軽度認知障害」（MCI）の方々がおよそ400万人と推定されています。
軽度認知障害（MCI）の集団を対象に週1回コグニサイズを行ったところ、一部の認知機能に改善がみられ、
コグニサイズを実施しなかった集団との間で有意差がみられたことが報告されています。
現時点では認知症を発症しないというデータはありませんが、
認知機能が改善するという事実は、少なくとも認知症の発症を遅延させる効果が期待できます。
※国立長寿医療研究センター 認知予防に向けた運動コグニサイズのパンフレットより引用
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